上手くいかないのは「やめとけ」のサインだと思う

人生経験上、『頑張っても上手くいかない。それどころか様々な妨害がかかる』って状態はそれは君の行くべき道じゃないからやめておきなさいというメッセージだ。

 

 

 

例えば私は昔すごく好きな人がいて絶対に成就させたいと意気込んてたけど

何かに邪魔されるように上手くいかなくて

その後、立ち直れないくらいに酷くトラウマになった。

 

でもそのときは受け入れられなかったけど自分に合ってなかったんだよね。

それを「自分の魅力がないから」「消えてしまいたい」と、

とても自分のことを責めてたんだけど。

相手が自分のことをどう思ってるかということに重点を置きすぎてそんな風に痛めつけられるような「自分」のことを置き去りにしてた。

「側にいるだけで自分の存在が否定されるような気持ちになる」そんなのは相応しい相手なんかじゃない。

 

 

この人とは合ってないよ』という心の声を無視してわざわざ傷付けられるような相手を選んでいた。この人こそが運命の相手だと思い込んで。

あとから思い返せば、相手は非常に頭の良い人だったけど神経質でめちゃくちゃモラハラ気質の人だった。そんな人と一緒になったら不幸になるに決まってるのに「最初に好きだと思ったんだからそうなるべきだ」という思い込みによって随分と貴重な青春時代を無駄にしたのだ。

 

 

 

何やってもどうしても上手くいかないときは残念ながら「やめとけ」ってことだ。

 

 

 

『諦めないで続けろ!』『三日坊主は悪』と世間一般では言うけどさ。人生短いんだし好きなこと・本当にやるべきことを見つけるためには「新しいことを始めては向いてないと思ったらすぐにやめる勇気」ってのが非常に大事だと思うんだな。

 

私は勉強でも仕事でも「なんか向いてないな、苦痛だな」「でもここでやめたら親や友達からまた飽き性だと思われてしまう」

と、恋愛の時と全く同じパターンで自分がどう思うかよりみんなにどう思われるかばかり考えていた。

 

そんなもん「向いてない・苦痛」と思った時点で続ける価値なんてないのである。そこの所がわかってなかった私は随分と人生を浪費してしまった。

 

私は勉強でも仕事でも恋愛でも「辛い。苦しい。消えてしまいたい。」と思っても続けてしまう癖があった。それは自分の感覚に自信が無かったから。

 

 

一方で「向いてること・居るべき場所」を見つけることができれば努力だって自然と出来るし周りの人に好かれやすくなる。

何もしてないのに面白いくらいに上手く行く。まるで運が味方するかのように。

 

 

結局、『本当の自分を受け入れてくれる場所が絶対にみつかる』と信じられるかどうかなんだよね。

 

恋愛でも「自分なんかでも付きあってくれる人」じゃなく「本当に一緒にいたい人」を選ぶべきだし

仕事・勉強でも「なんとなく受けて受かったところ」じゃなく「やりたいと思える・少なくとも(そのスキルを得て自分が具体的にどうしたいか)展望のあること」をすべきだと強く思う。

 

 

「上手くいかない・向いてない」と明確になってるのに続けてしまうのは「自分なんかなんの才能もないのにここでやめてしまったらまた中途半端に終わってしまう」という恐れがあるから。

『中途半端に終わる』って普通のことなんだよ。最初は興味があると思ってもやってみたら向いてなかった・楽しく無かったと辞める。

人生はそれの繰り返し。やったことは無駄にはならないし生涯を通じて「これ!!」と思えるものが出来たら儲けもんだ。それくらい自分にピッタリ当てはまることを見つけるのは難しいし首尾貫徹することが大事なのではない。

 

 

まぁ実際、「やめる」って人によっては滅茶滅茶難しい、勇気のいることなんだよね…。

「三日坊主は悪」「苦労の美徳」と言われる日本では…